ダイエット中は、摂取カロリーを減らす目的で、なるべく食べないという選択をする方もいらっしゃいます。しかし、結論からしてダイエット中でも朝ごはんは抜くべきではありません！
今回の記事では、ダイエット中に朝ごはんを食べるメリットや向いている食べ物をテーマにお届けしていきますので、ぜひご覧ください！
ダイエット中でも朝ごはんを食べるメリットとは？
ダイエットでは食事による摂取カロリーを減らし、運動や日常生活での消費カロリーを増やすことで体重を減らしていきます。
そう考えると、食事を減らす方がダイエットを成功させやすいと感じるでしょう。特に朝ごはんは三食の中でも抜きやすく、はじめから朝ごはんを食べないスタイルの方もいます。しかし、次で紹介するように、ダイエット中でも朝ごはんを食べるメリットがあるのです。
血糖値の急上昇を防げる
朝ごはんを食べないと、前日の夕ご飯から昼ごはんまでに長い空腹時間ができます。その結果、次の食事を早食いしてしまったり、食べ過ぎる可能性が高くなってしまいます。空腹の状態で食べ過ぎてしまうと血糖値が急激に上がってしまいますが、朝ごはんを食べることで血糖値の急上昇を防ぐことが可能です！
血糖値が急激に上昇すると、体内ではインスリンという名前の血糖値を下げるホルモンが過剰分泌されます。インスリンは血液中のブドウ糖をエネルギーに変える役割があるものの、使いきれなかったブドウ糖は脂肪に変えてしまうのです。
便秘の解消
便秘の方は余計なものを溜めこみ、腸の中で悪玉菌が増えて腸内環境が悪化、そして代謝の悪い体になってダイエットをしても痩せにくくなってしまいます。朝ごはんを食べることで腸を目覚めさせることができ、腸が活動を始めれば、腸の中にたまっている便を排出しやすくなります！
体内時計が整う
人間の体には体内時計があり、日中活動する、夜になると眠くなる、というサイクルをコントロールしています。そのため、体内時計が崩れると昼間に眠くなったり夜眠れなくなったりするのです。また、睡眠不足は食欲を高めるホルモンが増えたり、夜更かしが続くとついついお菓子などに手が伸びやすくなってしまいます。
体内時計を整える手段には、朝日を浴びたり朝ごはんを食べるなどの取り組みが効果的であり、体内時計が整えば、朝起きるのが苦手だという方も気持ちよく目覚められるようになるでしょう！
筋肉の分解を防ぐ
空腹の時間が長くなると、体は筋肉を分解してエネルギーを作り出します。多くの方はダイエットや健康維持を目的として筋肉量を増やし基礎代謝を上げようとしますが、朝ごはん抜きにより大切な筋肉が分解されてしまうのです。
筋肉量が減ると、基礎代謝が下がり痩せにくく太りやすい体質になってしまうだけでなく、むくみや冷えも起こりやすくなってしまいます。筋肉量を増やすためには、トレーニングと併せて朝ごはんを食べることが重要というわけですね！
我慢するというストレスが溜まりにくい
普段朝ごはんを食べる方が無理に朝食を抜くと、朝からお腹が空いた状態で午前中を過ごすことになり、ストレスが溜まりやすくなります。なるべくストレスを抱えずにダイエットすることが長続きのコツですので、食べたい気持ちを抑えてまで、朝食を抜く必要はありません。
ダイエット中の朝ごはんのポイントとは？
ダイエット中に朝ごはんを食べることには、多くのメリットがあるとお伝えしました。続いて、ダイエット中の朝ごはんのポイントを紹介します！
食べ過ぎない
朝ごはんは抜くべきではないものの、食べ過ぎてもいけません。摂取カロリーは1日を通してバランスをとる必要がありますが、朝ごはんで摂取するカロリーを増やし過ぎると他の食事に影響が出るでしょう。
また、お腹が苦しいほど満腹過ぎる状態が午前中のパフォーマンスを下げる可能性もあります。朝食は腹八分目を心がけ、適度な量を用意してください。
しっかりよく噛んで食べる
朝ごはんに限った話ではありませんが、食事を十分噛まずに早食いすると脳の満腹中枢が働きにくくなり、食べ過ぎにつながる可能性があります。そのため、食事はしっかりよく噛み、ゆっくり時間をかけて食べるようにしましょう！
よく噛む行為は食べ物を十分細かくして消化器官の負担も軽くしますし、あごの発達や虫歯の予防にも役立ちます。
食べる順番を工夫する
急激な血糖値の上昇は脂肪を溜めこみやすくしてしまいますが、野菜や海藻→肉や魚→ご飯やパンの順番で食事を進める（糖質は最後）と、血糖値が上がりにくくなります。食べる順番を意識する行為は、朝ごはん以外の食事にも有効です！
タンパク質を摂る
タンパク質は筋肉・皮膚・髪の毛の原料である重要な成分です。朝ごはんで十分なタンパク質を摂取すれば、筋肉を増やしやすい体になるでしょう。減量中は筋肉も分解されてしまう場合がありますので、筋トレだけでなく、タンパク質もしっかり摂ってくださいね！
タンパク質は肉・魚・乳製品・豆類などに多く含まれており、朝ですとゆで卵や納豆などが取り入れやすいでしょう。また、プロテインを活用するのもおすすめです！
食物繊維を摂る
食物繊維は食後の血糖値の上昇を抑えたり、便秘を解消する働き、脂質や塩分を排出する働きなどがあり、野菜類・きのこ類・果物類・海藻類などに豊富に含まれています。
特に現代の日本人は食物繊維が不足しがちな食生活を送っていますので、普段から食物繊維の摂取を意識しましょう！
ダイエット中、朝ごはんに向いている食べ物とは？
ダイエット中におすすめの朝ごはんには、次のような食品があります。朝食メニューを考える際の参考にしてくださいね！
【タンパク質が多い食べ物の例】
・卵
・納豆
・豆腐
・牛乳
・ヨーグルト
・ロースハム など
【食物繊維が多い食べ物の例】
・果物（アボカド・キウイ・バナナ等）
・野菜（ブロッコリー・おくら等）
・玄米
・ライ麦パン
【乳酸菌が多い食べ物の例】
・ヨーグルト
・チーズ
・漬物
【ビタミンBが多い食べ物の例】
・納豆
・豆腐
・アーモンド
・玄米
・ライ麦パン
上記のような食品を積極的に取り入れられる朝食メニューを考えましょう！
ダイエット中、朝ごはんに向いていない食べ物とは？
次に、ダイエット中、朝ごはんに向いていない食べ物を紹介します。
・脂質や塩分が多い加工肉
・糖分が多い菓子パン
・脂質や塩分が多いインスタント食品
・砂糖が入った飲み物（ジュースなど）
・脂質が多い揚げ物
つまり、脂質・糖分・塩分が多いものは朝ごはんに向いていないため、朝からガッツリ味の濃いものを食べるのは避けるようにしましょう。
朝ごはんを食べて逆に太ってしまう？
これまで朝ごはんを食べることのメリットを紹介しましたが、朝ごはんをこれまで食べていなかった方が、朝ごはんを食べるようになって逆に太ってしまう…ということも考えられます。朝ごはんにより得られるメリットは多いものの、朝に食べ過ぎてこれまでの昼食や夕ごはんの内容を変えずにいれば、摂取カロリーは増えてしまいます。
何事もバランスですので、1日のカロリーを計算して食事を摂ってくださいね！
ダイエット中は食事面だけでなく運動も大切
ダイエットを成功させるためには、食事面の工夫のみでなく運動も必要です。具体的には有酸素運動と無酸素運動を生活に取り入れ、効率良く脂肪を燃やしていきましょう！
有酸素運動とはウォーキングやサイクリングなど比較的長時間取り組める運動であり、無酸素運動は筋トレなどの短時間で筋肉を鍛える運動を指しています。
おおまかに、無酸素運動は筋肉量を増やす役割を持ち、有酸素運動は脂肪を消費する働きがあるため、両方の運動を習慣化させれば痩せやすい体が手に入るでしょう。ただし、運動が苦手だと感じる方は、まず継続可能な運動を選ぶようにしてください。何より運動を習慣化させることが大切です！
体にメリハリをつけたいならグラマラスパッツで決まり！
グラマラスパッツは段階圧力設計で作られた着圧スパッツであり、着用することで垂れたお尻や下半身が太いといった悩みを、着圧による補整によって軽減することができます。
ダイエットに取り組んでもなかなか結果が出ないという方も多いかと思いますが、グラマラスパッツであれば見た目をすぐにスッキリ見せることができます※ので、まずはお試しいただければと思います！
※着用中の着圧による補整作用によるもの
まとめ：ダイエット中に朝ごはんを食べるメリットや向いている食べ物などを紹介！
いかがでしたか？今回の内容としては、
・ダイエット中も朝ごはんを食べることで痩せやすい体が手に入る
・朝ごはんには体内時計を整え筋肉の分解を防ぐ役割がある
・朝ごはんを抜くと次の食事である昼ごはんで血糖値が急上昇する
・朝ごはんにはタンパク質が豊富な食べ物を用意し、よく噛んで食べることが大切
以上の点が重要なポイントでした。ダイエット中でも朝ごはんは摂取カロリーを減らす目的で抜くべきではありませんので、その役割を理解して朝食を摂るようにしましょう。ただし、食べ過ぎには注意してくださいね！
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